【速度計測結果】ロリポップ → エックスサーバーに移行後のページ表示速度比較
Google様がモバイルファーストを推し、通信速度の遅いスマホでも表示速度の速い軽いサイトを求められ、検索表示順位にも関わるこのご時世。
WordPressサイトを運営される皆さんも、レンタルサーバー選びで安いけど遅いロリポップ、速いけどちょっと高いエックスサーバーのどちらかで迷っている方は多いのではないでしょうか。
本サイトはもともとロリポップを使っていましたが、ページ表示速度はSEOにおいても重要なファクター。ロリポップの応答速度が気に入らず、エックスサーバーに移転しました。
せっかくなので、移転前のロリポップと移転後のエックスサーバーでのGoogle PageSpeed Insightsによる評価やサーバー応答速度を同じサイトで比較してみました。
ロリポップでのPageSpeed Insights計測結果
ロリポップのGoogle PageSpeed InsightsでのスコアはPCもスマホも86点。まずますといえばまずまずの結果。
が、表示速度や軽量さに定評があり、制作者ルナさんの本家サイトでは100点もマークしているWordPressのテーマLuxeritasを使ってこれはちょっと不満が残ります。
ロリポップのサーバー応答速度(TTFB)
ロリポップのWaiting(TTFB)が92.35ms。
TTFBとは「 Time To First Byte 」の頭文字を取った略称で、最初の1byteを受け取るまでにかかった時間=サーバーの応答速度を意味する言葉。
単位のmsは1000分の1秒を意味するミリセコンド。なので、ロリポップサーバーは0.092秒で反応したことに。あれ?意外と速い?
実際、ロリポップでもPHPバージョンをPHP 5.6CGIから7.1モジュールに切り替えたり、自分なりにページ表示速度を意識してチューンしていました。ロリポップ自身もサーバーの切り替えなどいろいろ頑張っていたようで、私のサイトも2018年前半は90点台をキープ。
しかし、2018年7月のPageSpeed Insightsアップデートから徐々に下がって80点台に。おそらくWebPで統一されるであろう次世代画像規格などほかにも対応できる部分がないわけではありませんが、やはりサーバーの応答速度が速いに越したことはありません。
エックスサーバーでのPageSpeed Insights計測結果
エックスサーバー移行後のPageSpeed InsigthsスコアはPCが98点、スマホが97点。ロリポップと比較して10点以上の改善。
素晴らしい結果です。
エックスサーバーのサーバー応答速度(TTFB)
エックスサーバーのWaiting(TTFB)が19.76msに。つまりアクセスリクエストから0.019秒でサーバーが応答しています。
ロリポップも意外と速いじゃんと思いましたが、さらにその4分の1以下の速度。めちゃ速いじゃん。
まとめ:エックスサーバーに移転後の速度計測結果
- 遅いと噂のロリポップも善戦しているが、エックスサーバーの方が圧倒的に速い。
- ロリポップサーバー:PageSpeed Insightsスコア 86点 / サーバー応答速度(TTFB) 92.35ms。
- エックスサーバー:PageSpeed Insightsスコア 97~98点 / サーバー応答速度(TTFB) 19.76ms
意外とロリポップも善戦していますが、さすがは速いと評判のエックスサーバー。まさにWordPress界のスピードスターです。
サイトの表示結果もさることながら、WordPress管理画面も反応が速くなり、サクサク画面遷移して気持ちいい。
サイト訪問者のストレスも減って離脱しにくくなり、SEO効果も見込める。
無料期間もあって移行を試してみる分にはノーリスクだし、まだロリポップをお使いの皆さまもぜひぜひエックスサーバーにいらしてください。
本記事は姉妹サイトJillToneBlogより移植したコンテンツです。
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